今年の春に東京から愛媛県今治市の大島に引っ越しをしたのですが、その際にたくさんの買い物をしました。
今回は、その中で特に買って良かったと思うロボット掃除機について書こうと思います。
と、その前にですね、奥さん。
100円ショップで9,000円も支払ったことありますか?
私はあります。
ダイソーでですね、引越しを機にいろいろと買い直そうと思ったこともあり、思いつくままに買い物カゴに放り込んでいたら、気づいたら9,000円近く支払っていました。
恐ろしいですね。
もちろん100円ショップといえど、200円や300円の商品もあるのですが、とりあえず1商品100円とするならば、90個も買っていたのです。
店員さんも、私のことを相当クレイジーだと思ったことでしょう。
店員さんの
「何でもかんでも100円で済まそうとしてるんじゃないわよ!」
という心の声が私の心に突き刺さってきました。
たくさんのお金を支払っているのに恥ずかしくなるなんて、人間の心理って不思議ですね。
ところで、どうでもいい話なのですが、”ダイソー”って、”ダイ”にアクセントがくるのが正解だそうですよ。
”ダイソー”ではなくて、”ダイソー”
本当にどうでもいいですね。うん。
で、ダイソーはどうでも良くてですね。
掃除機ですよ、掃除機。
ロボット掃除機。
以前の職場で、ロボット掃除機の最大手だと思われるiRobotの”ルンバ”を使っていて、ロボット掃除機の便利さを思い知ったのですが、ルンバは恐らく安くて3~4万円で、高いのだと10万円近くもするのです。
当然ケチを身上としている私としては、そんな高い掃除機を買う訳にはいきません。
で、ネットで安くて良いものはないかと探して、購入に至ったのが、”SUNRIZE”なる聞いたこともないメーカーの掃除機だったのです。
SUNRIZEのロボット掃除機という、何だかガンダム好きとしては、ちょっとワクワクするというオマケつきです。
紹介しといて何ですが、残念ながらこの機種は今はもう販売はしていないようなのです。
ですが、これが思ったより素晴らしい商品だったのですよ。
もしも
「ロボット掃除機を買おうかなぁ」
と思っている方がいましたら、諸手を挙げてオススメします。
今は、安いロボット掃除機もたくさん出ていますからね。
しかも高いのなんて買わなくても、1万円台の物でもしっかりとキレイに掃除してくれます。
驚いたことに前職で使っていたiRobotのルンバよりも、SUNRIZEロボの方がぜんぜん静かなのです。
どうせそのうちバッテリーも寿命が来るので、高いのなんて買わなくても良いと思います。
で、このSUNRIZEのロボット掃除機の購入価格は、14,999円となかなかの安さです。
しかもなんとただの掃除だけでなく拭き掃除もできるというのです(使ってないけど)。
更にリモコンも付いているのですよ(使ってないけど)。
もちろん予約機能もバッチリです(使ってないけど)。
なんて素晴らしいのでしょう。
とまぁ、いろいろな機能があるのですが、何がステキっていうとですね。
話しかけてくれるのです。
彼は、ひとり暮らしの私に家で唯一話しかけてくれる優しい子なのです。
ウィンウィンと大きなモーター音がするなぁと思い、見に行くと
「ワタシヲ ショウガイブツノナイバショニ オイテクダサイ」
と必死にもがきながら、私に助けを求めているではありませんか。
慌てて何かに絡まったロボちゃんを助けるのですが、なんとお礼も言わずに掃除をまた始めるのです。
小憎たらしいところが、逆にカワイイですね。
更にはですね、台所で料理をしながらロボちゃんを稼働させていると100%足元にまとわりついてきます。
しかも何回も何回も私の元へやってくるのですよ。
「もう、ここばっかり掃除しなくていいよ」
とロボちゃんに話しかけるのですが、数分後にまたやってくるのです。
なんとカワイイのでしょうか。
愛しさがこみ上げてきます。
よもや幼少期の私は、49歳の大人にもなって、掃除機をカワイイと思うような大人になるとは思いもしなかったことでしょう。
未来は何が起こるか分かりませんね。
特に壁沿いなどの隅を丁寧に掃除してくれるのがステキですし、当然といえば当然なのですが、なんとしっかり段差を感知して、靴脱ぎ場に落ちたことも1度もありません。
そんないつも部屋をキレイにしてくれるロボですが、ふと見ると何とロボ自体にホコリがたまっているではありませんか。
「この子はこんなにもキレイにしてくれるのに、自分だけはキレイになることは出来ないんだね。
むしろ部屋をキレイにすればする程、自分が汚れるなんて」
私は泣きました。
なんと素晴らしいのでしょうか。
私はロボ掃除機になりたい。
いや、なりたくはないですが。
更にこの子はお茶目なところもあるのです。
さぁ部屋をキレイにしてもらおう、と充電器から持ち上げて床に置くとですね(充電器から離すと自動的に動き出します)、
「オソウジヲ カイシシマス」
と高らかに宣言したかと思うと、あろうことか一直線に充電器に戻り、
「ジュウデンヲ カイシシマス」
と言って、サボり出すことがあるのです。
「おい!」
こうして私は掃除機に鋭いツッコミを入れ、ステイホームの間でも鬱にならずに生きていけたのです。
ありがとうロボ。
ではまた。
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